「低用量ピルってなんだろう?名前は聞いたことあるけど便利そうなら使ってみたいな」
そのようにお悩みではありませんか?
そこでこの記事では低用量ピルの特徴やメリットについて解説します。さらに低用量ピルの副作用や購入方法、服用方法まで解説するので、これでもう低用量ピルについてわからないことはなくなります!
それでは早速低用量ピルについて学んでいきましょう!
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低用量ピルとは
低用量ピルは黄体ホルモンと卵黄ホルモンと呼ばれる2つの女性ホルモンを含んだ錠剤です。OCや経口避妊薬とも呼ばれています。毎日1粒を服用することで身体が妊娠したと錯覚を起こし、排卵を抑制し子宮内膜の増殖を抑える効果があります。
低用量ピルは避妊や生理痛の軽減、生理前のイライラ(PMS)の改善を目的として病院で処方されます。
低用量ピルの効果・メリット
避妊率が高い
低用量ピルを正しく服用した時の避妊率は99.7%で、コンドームの避妊率(98%)や避妊手術(99.5%)と比べても避妊率が高いです。
各避妊法の避妊率
低用量ピル | コンドーム | 避妊手術 | 避妊せず | |
正しく使用 | 99.7% | 98% | 99.5% | 85% |
一般的な使用 | 91% | 82% | 99.5% | 85% |
データ元:バイエル薬品株式会社
特にコンドームだけで避妊ができていると思っている人が多いですが、実際には正しく装着できていないケースも多く避妊率は82%程度であるケースが多いです。
しっかりとした避妊をしたいのであれば日頃から低用量ピルを飲みつつコンドームを併用するのがもっともおすすめです。
ピルと避妊率の関係についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。⬇︎
生理痛やイライラが改善する
低用量ピルを飲み始めると、体内の女性ホルモン量をコントロールすることができるので、生理が関係する悩みが解消されます。
以下のような生理に関係するお悩みが解消されます。
- 生理痛
- 月経過多
- 生理前〜生理中の吐き気
- 生理前〜生理中のイライラ
- 生理前〜生理中の食欲不振・食欲増進
- 女性ホルモン量に由来するニキビ・肌荒れ
避妊目的でピルを飲み始めた場合も、生理に関係するお悩みが解消されるというメリットがついてきて、「生活全般が楽になった」と感じることが多いです。
生理周期をコントロールできる
低用量ピルは初めに21日間連続で飲んで、7日間ピルの服用をお休みすることで『28日間周期』を作ります。低用量ピルを服用している間の21日間は生理がこず、薬を休んでいる7日間の間に生理が来るようになります。
こうすることで生理周期をコントロールして、生理不順を改善したり予期せぬタイミングで急な生理が起きることを防ぐことができます。
また、ピルを飲むタイミングを調整することで生理をずらすこともできます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。⬇︎
低用量ピルの副作用
低用量ピルは医師の元で正しく使用すればほとんど副作用がないと言われています。ここでは低用量ピルを飲むことで起きる数少ない副作用について解説していきます。
不正出血
低用量ピルを服用する人の20%が不正出血を経験すると言われています。特に開始1~3ヶ月はホルモンバランスの調整期間なので不正出血の確率が高く、徐々に不正出血の量が減っていきます。
体の異常ではないので特に問題はありませんが、もし1ヶ月以上不正出血が続くようであれば別の原因が考えられるので医療機関を受診してください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください⬇︎
頭痛・吐き気
ホルモンバランスが安定するまでは頭痛や吐き気、乳房のハリなどが生じることもあります。
これらの副作用は、飲み始めてすぐの間に起こるものであり、長くても2〜3ヶ月で落ち着くことがほとんどです。
我慢できないものではないですが、なかなか落ち着かない場合はピルの種類が合っていないことも考えられるので我慢せず医師に相談しましょう。
血栓症
血栓症は血の固まり血管を塞いで流れなくしてしまう現象のことです。低用量ピルの最大のリスクで、最悪の場合死にいたることもある副作用です。ほとんどの人にはみられませんが、生活習慣などが原因で血管が狭まってるひとに起こる可能性のある副作用です。
以下のような人は低用量ピル服用時に血栓症の注意が必要です。
- 50才以上の人
- 1日にタバコを15本以上吸う
- 重い持病がある
- 肥満度が高い(BMI35以上)
- 高血圧や糖尿病
必ず医師の診察を受けて服用しても問題がないか確認してから低用量ピルを使用しましょう。
アナフィラキシー反応
低用量ピルに限った話ではないのですが、全ての薬においてアナフィラキシー反応と呼ばれるアレルギー反応がおきることがあります。
服用後30分以内に症状を発症するのが特徴で、発疹や呼吸器困難が生じるケースや、最悪の場合は血圧低下による意識障害など命にかかるケースまであります。
服用後すぐはいつでも病院にむかえる状態にしておきましょう。
なお、よく「妊娠しにくくなる」「太る」などの副作用があると誤解されがちですが、誤りです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
低用量ピルの種類
マーベロン
マーベロンはデソゲストレル・エチニルエストラジオールという女性ホルモンが含まれた低用量ピルです。
マーベロンは「一相性」と呼ばれるピルになり、1種類の薬を飲み続けます。
ピルに含まれる女性ホルモンの種類の影響により、ニキビの改善に効果が見られることが多いです。
白色の錠剤が21錠、緑色の錠剤が7錠の、計28錠がシートにセットされています。
緑色の錠剤は、女性ホルモンが含まれていない「偽薬」です。
トリキュラー
トリキュラーはレボノルゲストレル・エチニルエストラジオールという女性ホルモンが含まれたお薬です。世界でもっとも服用されている低用量ピルです。
トリキュラーは、「三相性」と呼ばれるピルになり、女性ホルモンの配合量が異なる3種類のピルを順番どおりに飲みます。
ホルモン量が異なるピルを組み合わせることで、自然なホルモンバランスに近づけています。
赤色・白色・黄色の錠剤、大きめの白色の錠剤の4種類がシートにセットされています。
小さめの赤色・白色・黄色の錠剤は、女性ホルモンの配合量がそれぞれ異なるお薬です。
大きめの白色の錠剤は、女性ホルモンが含まれていない「偽薬」になります。
ファボワール
マーベロンのジェネリック薬です。
有効成分や特徴はマーベロンとまったく同じですが、価格が安くなっています。
ラベルフィーユ
トリキュラーのジェネリック薬です。
有効成分や特徴はトリキュラーとまったく同じですが、価格が安くなっています。
小さめの赤色・白色・黄色の錠剤は、女性ホルモンの配合量がそれぞれ異なるお薬です。
大きめの赤色の錠剤は、女性ホルモンが含まれていない「偽薬」になります。
低用量ピルの購入方法
低用量ピルは「病院」もしくは「通販」で購入することができます。なお薬局やドラッグストアでの購入はできません。
病院に行く
低用量ピルは、「医療用医薬品」に分類されており、購入する場合は医師の診察が必要です。産婦人科や婦人科に行くとピルが購入できます。
問診、内診、採血などが行われた後に、症状に適したピルを選んでもらい、処方されます。
病院にいけば安全に低用量ピルを服用できる一方で、時間が制限されたりいくのが恥ずかしかったりなどのデメリットもあります。
メディオンクリニックなら来院しなくてもオンラインで医師の診察を受けることができます!スマホ一台で誰にもバレずに最短翌日手元に届くので、ぜひ試してみてください!
通販で買う
通販でも低用量ピルを購入することができますが、リスクが高くおすすめしません。
海外通販では、このようなリスクが考えられます。
- いわゆる「ニセ薬」が送られてくることがある
- 自分の悩みや体調に合わないピルを選んでしまう
- 「ピルの服用が向いていない」と医師に判断される場合でも、気づかずピルを購入してしまう
- 服用を中止すべき副作用が出た場合に、なかなか気づくことができない
- 飲み忘れた場合の対処法が自己判断になり危険
ドラッグストアで簡単に買えない薬は、自己判断で飲むのは危ないと判断されているために、病院で処方されています。
病院でしかピルを購入できないのは面倒かもしれませんが、安全にピルを飲むためには医師の診察を受けることが必要です。
手軽さだけを求めて、海外通販でピルを購入するのは控えましょう。
低用量ピルの服用方法
低用量ピルの服用方法は、毎日1回、自分で決めた時間にピルを飲むだけです。
生理が終わったタイミングで最初のピルを飲み始め、その後は最初の21日間をかけて薬を服用し、残りの7日間の休薬期間には偽薬(効果のない空の薬)を飲みます。
偽薬は飲まなくても影響はありませんが、飲み続ける習慣をつけるためにしっかり服用しましょう。
飲む時間帯は、いつでも構いません。飲み忘れないことが大事になるので、自分のライフスタイルに応じた、飲み忘れにくい時間帯を選びましょう。
飲み忘れた場合には気づいた時点でその日飲む分のピルを飲みます。翌日からはいつもと同じ時間に飲みます。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。⬇︎
低用量ピル まとめ
今回は低用量ピルの特徴を説明し、メリットや副作用、購入方法、服用方法を説明しました。
低用量ピルは避妊ができたり生理をコントロールできたりと生活を楽にしてくれる効果がある一方で、正しく服用しないと副作用をもたらす薬でもあります。必ず医師の指導のもと正しく服用しましょう。