ハイジニーナとは?後悔するのか・VIOとの違いやメリット・デメリットまで徹底解説

医療脱毛を検討している方の中には、ハイジニーナという単語を耳にした方もいるのではないでしょうか。

「ハイジニーナって何?」

「ハイジニーナにするメリットは?」

など、この記事ではハイジニーナに関するさまざまな疑問に回答しました。また、実際にハイジニーナにしてみようと考えている方向けに、おすすめのVIO医療脱毛クリニック5選も紹介しています。

ぜひこの記事を参考に、ハイジニーナについて学んでみてください。

目次

ハイジニーナとは?

ハイジニーナとは、Vライン・Iライン・Oラインすべてのアンダーヘアを無毛にした状態です。なお、Vラインはビキニライン、Iラインは陰部付近、Oラインは肛門付近のことを指します。VIO脱毛の中に含まれますが、その中でもとくにアンダーヘアをすべて脱毛した状態です。

ハイジニーナという言葉は、英語で衛生を意味する「Hygiene(ハイジーン)」 に由来する造語で、ハイジーナともいわれることがあります。アンダーヘアを無毛にし、衛生的な状態を維持することを指して医療脱毛クリニックや脱毛サロンなどで使われるようになった言葉です。

VIO脱毛との違いは「全てつるつるにするか・しないか」にある

上で説明した通り、ハイジニーナはVIO脱毛の中に含まれますが、その違いはすべてのアンダーヘアを脱毛するかどうかにあります。

通常のVIO脱毛では、Vラインは残しつつI・Oラインのみを脱毛することもありますが、ハイジニーナではVラインを含めてすべてのアンダーヘアを処理します。

ハイジニーナにするとたるみが目立つようになることがある

ハイジニーナにすると、デリケートゾーンが露出した状態になります。アンダーヘアがあった時には気にならなかったデリケートゾーンのたるみが目立つようになってしまい、後悔する人も一定数いるようです。

脱毛をしてしまってからでは遅いため、ハイジニーナにする前にはよく検討した方がよいでしょう。

経験者がハイジニーナにした理由は「清潔さ」が圧倒的

経験者がハイジニーナにした理由は「清潔さ」が圧倒的といわれています。尿や経血、おりものなどが毛に付着することを防げるため、かゆみやかぶれなどの肌トラブル、さらにはニオイを軽減することができます。

さらに、出産前にハイジニーナにしておくことで産後の処置が楽になります。

ハイジニーナにする5つのメリット

ハイジニーナにすることで感じられるメリットにはどのようなものがあるでしょうか。ここでは5つのメリットを紹介します。

自己処理が不要になる

ハイジニーナにすることで、アンダーヘアの自己処理が不要になります。アンダーヘアの毛は太く硬いため、自己処理によって肌を傷つけるリスクも高く、また敏感な部位のため毛が生えてきている途中のチクチク感も刺激になりやすいものです。

面倒な自己処理から解放されるのはハイジニーナの大きなメリットといえるでしょう。

デリケートゾーンを清潔に保てる

上でも説明した通り、デリケートゾーンを清潔に保てることはハイジニーナの大きなメリットです。肌が弱くかぶれやかゆみを引き起こしやすい方や、ニオイを気にしているという方は一度検討してみてもよいでしょう。

自己処理をすると起こる炎症などの肌リスクが減る

誤った自己処理や無理な毛抜きなどは、肌の炎症などトラブルの原因になります。また、アンダーヘアは太く硬いため、自己処理によって肌を傷つけるリスクも高いと考えられます。

また、繰り返しての自己処理は炎症の他にも埋没毛や色素沈着の原因にもなります。

バリエーション豊かな下着や水着を着られるようになる

ハイジニーナにしていれば、どんな形の下着や水着でもアンダーヘアがはみ出てしまうことはありません。

また、自己処理をしなくてもよくなることでVラインの肌荒れや黒ずみの予防ができます。これによってさらに下着や水着を着用した時の見た目の向上につながるでしょう。

老後に介護の面などで嫌な思いをしない

老後、介護を受ける立場になった時にもハイジニーナは役立ちます。ハイジニーナにしておけば排泄物が毛に付着することがなく処理が容易になるため、介護する側の負担が軽減されます

また、介護を受ける側としても処理の時間を短縮し、清潔な状態を維持しやすくなることは大きなメリットです。

ハイジニーナにする4つのデメリット

ここまでハイジニーナにするメリットをお伝えしてきましたが、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。4つのデメリットについて解説します。

デリケートゾーンのため痛みを感じやすい

デリケートゾーンは毛が太く濃い上、粘膜や骨がすぐ近くにある敏感な部位です。このため、医療レーザー脱毛では痛みを感じやすいといえます。

ほとんどの医療脱毛クリニックでは麻酔クリームの用意があるため、痛みが強く我慢できない場合には麻酔を希望しましょう。 また、もともと痛みに弱い方の場合には、あらかじめカウンセリングなどの際に相談しておくと安心です。

施術の際に恥ずかしさを感じてしまう

VIOの脱毛では、施術者にデリケートゾーンを見せる必要があるため恥ずかしさを感じる方もいます。

医療脱毛では施術者は看護師で、多くの方の施術をしているため慣れています。どうしても恥ずかしい気持ちは残るかもしれませんが、必要以上に恥ずかしがる必要はありません。

また、タオルをかけるなどして露出が最低限になるよう配慮してくれます。

脱毛すると元通りにはできない

医療脱毛は永久脱毛のため、一度ハイジニーナにすると元に戻すことはできません。ただし、1度の脱毛でツルツルになるわけではないため、途中で辞めることは可能です。

ハイジニーナをめざすかどうか、あらかじめよく考えておきましょう。

ツルツルな状態になるまで時間がかかる

医療脱毛は数回の施術でツルツルな状態をめざしていきます。毛の濃さや毛質にもよるため個人差がありますが、VIOではおよそ〜10回程度でほとんどの方がツルツルになるようです。

施術と施術の間隔は2ヶ月程度あける必要があるため、ハイジニーナになるまでにはある程度時間がかかることを覚えておきましょう。

ハイジニーナ脱毛をする際の3つの流れ

実際にハイジニーナ脱毛をする場合、どのような流れで行われるのでしょうか。
大まかに3つの流れについて説明します。

1.施術箇所の剃毛を行う

施術日の前日または当日にVIOラインの剃毛を行います。Vラインはハサミでカットした後、電気シェーバーを使って毛を剃り落としてください。なお、カミソリは肌を傷つけ、場合によっては施術ができなくなる可能性があるためお勧めできません。医療脱毛のためには毛根が残っている必要があるため、毛抜きやワックス脱毛もNGです。

処理の後は保湿クリームなどで肌の乾燥を防ぎましょう。

また、Iライン・Oラインは直接見ることが難しいため、鏡を使いながら可能な範囲で自己処理を行います。とくにOラインなど、自己処理が難しい範囲はクリニックで剃毛を行ってくれる場合がほとんどです。カウンセリングなどの際に確認しておきましょう。

2.実際に施術を受ける

ハイジニーナ脱毛のみを受ける場合には、上半身の着替えは必要ありません。下着を脱いで、タオルをかけてベッドに横になります。

V・Iラインは仰向けでの施術、Oラインはうつ伏せでの施術になります。

もし、施術当日に生理になってしまった場合には施術ができません。速やかにクリニックに連絡しましょう。

3.アフターケアを行う

脱毛を受けた後はアフターケアをしっかりと行いましょう。

施術後の肌は、レーザーによって発生する熱でダメージを受けており、バリア機能が低下しています。雑菌による炎症や、乾燥による赤みやかゆみを起こしやすい状態のため、デリケートゾーン用のクリームなどを用いて保湿に努めましょう

ハイジニーナとは何かについてよくある質問と回答

ハイジニーナとは何かについて、よくある質問に回答しました。
疑問点を解消し、ハイジニーナ脱毛について検討してみましょう。

ハイジニーナ脱毛は後悔する?

上で説明した通り、アンダーヘアがあった時には分かりづらかったたるみが目立つようになった、などの理由で後悔する人も中にはいるようです。

脱毛してからでは元に戻すことができないため、ハイジニーナにしたいと考えている場合には、後悔しないかどうかよく考えてから施術を受けるようにしましょう。

女性でハイジニーナの割合は?

日本人の女性でハイジニーナにしている人の割合は10%程度で、とくに若い世代に多いといわれています。VIO脱毛で形を整える・毛量を減らすなど、何らかのお手入れをしている人の割合が60%程度といわれているため、それと比較すると少数派になります。

ただし、上で説明したようにハイジニーナには多くのメリットがあります。また、海外ではハイジニーナが多数派のため、いずれ日本でもそうなっていくかもしれません。

ハイジニーナ脱毛の欠点は何ですか?

ハイジニーナ脱毛の欠点は、一度脱毛すると元には戻せない、施術が恥ずかしい、脱毛時に痛みを感じやすいなどがあります。元に戻せない以外は対処法があり、またデメリットを上回るメリットもあります。

VIOでハイジニーナにする人はどれくらいの割合ですか?

形を整える・毛量を減らすなど、何らかのVIO脱毛を行っている人全体のうちハイジニーナにしている人は6人に1人程度といわれています。まだ比較的少数派ですが、比較的若い世代の方でハイジニーナが多いため、いずれは多数派になっていくかもしれません

ハイジニーナは何回で完了する?

何回でハイジニーナになるかは毛量・毛質の影響が大きいため個人差がありますが、およそ8〜10回程度といわれています。

繰り返しますが毛量・毛質は人それぞれのため、カウンセリングや施術の際に目安について尋ねてみるとよいでしょう。

まとめ|ハイジニーナ脱毛をしてツルツルで清潔なお肌を目指そう

この記事では、ハイジニーナとはVIO脱毛のうちのひとつですべてのアンダーヘアを処理した状態であること、ハイジニーナには衛生的な状態が保てるなどのメリットと、一度ハイジニーナにすると元には戻せないデメリットがあること、おすすめのクリニックなどについてお伝えしました。

ぜひこの記事でハイジニーナについて知り、興味のある方はハイジニーナ脱毛を検討してみてください。

この記事を書いた人

看護師として3年半救急、CCU病棟で勤務。美容クリニックへ転職し3年目。

病院・美容クリニック勤務を通して看護師目線で読者に寄り添った執筆を行っております。

美容施術経験もあるので、自身の経験をもとに現在は美容ライターとして活動中です。

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